依怙贔屓(えこひいき)

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嵐とあたし。

今日は私が嵐を好きになった経緯を書いていくよ。

皆さんの興味の有無はこの際関係ない。
あたいが、『書きたいの!書くの!』って言ってるんだから温かく見守ってほしい。





あれは、私が小学生の頃。


友人が『カッコいい〜〜』とハマってるグループがあった。それが嵐。
正直どこが魅力なのか微塵も分からなかった。
これから先、この嵐ファンの友人に心底感謝することになるのは言わずとも分かるであろう。



松本潤くんの事はごくせんや花より男子と顔の濃さで認知はしていたし、相葉雅紀くんは動物好きな人でなんとなく知ってはいた。

櫻井翔くんに至っては顔がイケメンな人、という印象だけ。


大野智さんは『嵐のリーダーだよ』と教えてもらったのですぐに覚えることができた。


問題は二宮和也
とにかく全く知らなかった。
もっと言えば、この人の何処が格好良いのか理解すらできなかった。


その為、『嵐なんてカッコ良くないよ〜〜。』と否定的な意見ばかりを言っていたのだ。



だが仕方ない。
この頃の私は小池徹平くんにメロメロ。
あの子犬のような可愛い笑顔。
小さい身長。大きい黒目。
誰も私を止められなかった。
毎夜毎夜、彼のことばかりを考えていたのだ。




だがよく考えて欲しい。
小池徹平くんと二宮和也の顔の系統は一緒。







そう、ご名答。

私が二宮和也を好きになるまでそんなに時間はかからなかった。
あたいは、可愛い子が好きだったんだと思う。


これが小学5年生の時の話。




それからというもの、私は彼の虜になった。
こんなに誰かに夢中になったのは生まれて初めてだったのだ。


小池徹平くんのことを考えていたあの夜が、いつしか二宮和也くんの事ばかりを考えるようになった。

そう、小池徹平くんに少しの罪悪感を感じつつ…。





そんな私の好きが確信に変わったドラマが


彼の可愛さに震えた人も居るのではないだろうか。貧乏でありながらもひたむきに頑張る彼の姿に心を打たれ、胸をときめかせていた。

もうこの人しかいない!と私の恋心は確かなものへとなったのだ。





おっと、自分で書いておきながら目頭が熱くなってきた。


気を取り直して続きを書くとしよう。




それから着実に嵐への好きを深めていった私。
中学の休み時間なんて嵐の話が大半を占めていた気がする。

また、この頃は二宮和也くんへの好きが溢れていた。好きで好きで苦しかった。

西野カナちゃんの『会いたくて会いたくて震える〜  君を想うほど遠く感じて』
という歌詞がこの時の私の心情にぴったりだが、この歌詞に共感できるのは後にも先にもこの時ぐらいだろう。



それぐらい私はヤバかった。

中学の授業で、人生設計をしよう!という授業があったのだが、30歳の時に『二宮和也と結婚する』と書いたぐらいにはヤバかった。


あの頃の私はどうかしていた。





今では『結婚したい』
なんてセリフは全く言わないようになったし、そんなことも思わなくなった。

彼らが楽しく充実した日々を送れて
健康でいてくれればそれだけで十分なのだ。


彼らの笑顔を画面越しに見られたら
それだけで心が満たされ、幸せになる。


きっと、そんなもんだと思う。





よく『ニノの何処が格好良いの?』だとか
『え!?ニノが好きなの〜〜!?』とかいう
戯言を耳にするが私はこう思う。


二宮和也の魅力なんて気づいた人が分かってればいいんです!彼の魅力は極力気づかれたくない!!!
と。




彼らを好きになりもうすぐ10年になろうとしている。こんなに何かに夢中になった事はない。
好きすぎて震えたことも、毎夜毎夜、誰かに想いを馳せたことも、彼らを好きにならなければ体験できなかった。






人を好きになるという事は、
こんなにも生活に潤いとハリを与え


人を好きになるという事は、
こんなにも経済を豊かにするのだ。